感染症に打ち勝つための本
現在も猛威を振るっている新型コロナ感染症。感染症からは、自らで身を守るしかありません。
感染だけでなく、後遺症や重症化などの深刻な問題に対して、その実録と研究・対処法を掲載しています。
基礎的な免疫力と抵抗力の強化のための、導引法(気功)は写真付きで、詳しい説明を添えています。
※太極拳の套路などの技法は掲載していません。書籍「簡化二十四式」「八十五式太極拳」の教本等をご覧下さい。
新型コロナ VS. 太極拳
太極拳と新型コロナの闘いの実録
5類への移行・自らで身を守るしかない
趣旨
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2020年3月下旬に第一波が始まった、新型コロナウィルスの感染拡大も、2023年の初めには第八波がようやくおさまったばかりです。
マスク着用も緩和され、多くの制限が解除され、政府は、この5月8日に、季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行しました。また、WHO=世界保健機関は、新型コロナワクチンの接種指針を改定し、健康な成人や子どもには定期的な追加接種を「推奨しない」としました。
このように、今後は、個人による感染症対策が求められ、新型コロナウィルスに感染しても、今までのような手厚い補助を受けることが出来なくなります。
しかしながら、後遺症や重症化などの深刻な問題が解決するわけで無く、多くの人にとっては、まだまだ新型コロナウィルスの感染は脅威です。
こんな時に求められるのは、基礎的な免疫力と抵抗力の強化で、テレビでも、免疫力強化のCMや番組が目立ってきています。
太極拳は、免疫力強化の運動として、いまやあたりまえに知られていますが、この実効性や手法が明らかになっていないのも現状です。
今回の企画は、免疫力や抵抗力がどのようにして衰退し、また、どのようにすれば強化されるかを、経験的に説明し、また、太極拳によるその実効性と手法を明らかにしていきます。
そして、実際に新型コロナウィルスに感染した実録の中で、太極拳によって培った免疫力と抵抗力が、どのようにして新型コロナウィルスに対抗したかを探求します。
最後に、後遺症や重症化に対抗できることが出来る、強力な免疫力他抵抗力を付けるための手法を紹介します。
誰もが知る太極拳が、本当に新型コロナに対抗できるのか、そして対抗できるなら、その能力を身につけたいと思うはずです。
本書は、その関心に対して、その答えを提供できる内容として執筆しました。
特徴
① 新型コロナウィルスの流行の記録を詳細に掲載しています。
② 著者の実際の感染実録を掲載しています。
③ 多くの人が懸念する、重症化と後遺症の問題解決に特化した、太極拳の手法を掲載しています。
④ 新型コロナウィルスに関する、一般的に知られている内容を整理し、誰でもが理解しやすいようにまとめました。
目次
はじめに/太極拳を始めるとこうなった特別な太極拳/極度の自律神経失調症/そもそもこの中国人は/旋転という快復と陰陽の調和/護身術と不老長寿はワンセット/驚くような快感と元気を取り戻す/風邪が体に入ってきた/体温が上がるという免疫の働き/縦隔腫瘍という恐ろしい癌/強靭な抵抗力を身につける/酷い花粉症がとても軽くなる/薬で狂ってしまった免疫機能/筋肉を徹底的に鍛えてみる/新型コロナのパンデミック/「第1波」(2020年3月~5月)/「第2波」(2020年7月~8月)/「第3波」(2020年11月~2021年3月)/新型コロナのワクチン/「第4波」(2021年3月~4月)/新型コロナに感染/「第5波」(2021年7月~9月)/「第6波」(2022年1月~4月)/「第7波」(2022年7月~10月)/「第8波」(2022年11月~2023年2月)新型コロナ感染と発症の実録 /新型コロナの重症化/本来の自然免疫が弱っている/臓器などが本来の元気を失っている/生命力が耐えきれない/肺炎や腎臓などの臓器の損傷/重篤な心筋炎が起こる/免疫暴走や血栓が起こる/新型コロナのよくある経過 /疫病の渦を乗り越えてきた太極拳 /新型コロナの長引く後遺症/倦怠感やめまい/やるきや元気が出ない/筋肉痛・関節痛/長引く頭痛/認知機能低下やブレインフォグ/長引く呼吸器症状/長引く消化器症状/味覚嗅覚消失/慢性的な心臓の不調/肝臓の問題/いつも免疫力を強化しておく /体の抵抗力を高める /おわりに